1970’s:サーファーがより自由に

O’NEILLが次に成し遂げた偉業は、1971年にジャックの6人いる子供の一人、パット・オニールがサーフリーシュを発明したことに他なりません。
このリーシュの発明はサーファーに革新をもたらし、ワイプアウトするたびにいちいちビーチまで流したサーフボードを取りにいかなくてはならない手間を排除しました。
この商品はすぐにサーファーたちの間で広がり、なくてはならないツールとして流通するようになりました。

つまり、サーフリーシュの登場により、サーファーはより自由になり、今までより多くの波に乗れるようになったのです。

一方、ジャックはサンタクルーズの中のお気に入りポイントでサーフィンをしている最中に、左目の視力を失ってしまいます。
ジャックが乗っていたボードが岩に当たり、跳ね返ってきたそのボードが左目に直撃しました。

しかし、その不幸な事故はジャックにハンデを与えることにはならず、逆にアイパッチをつけたジャックがブランドのアイコンのような存在になり、知れ渡っていきました。