1980’s:サーファーがより自由に

1980年代までに、O’NEILLはその翼をインターナショナルのシーンにまで広げ、カナダやヨーロッパのみならず、日本やオーストラリアといった国にもブランドを展開。
その当時、O’NEILLの象徴的な色だったネオンカラーを世界中にちりばめることになりました。

また、1980年代はO’NEILLのもともとのフィールドであった海だけではなく、山、つまりスノーボードのジャンルでも大きな役割を果たし、特にヨーロッパでの活動は顕著なものになりました。
そして、O’NEILLが新しい方法で自然を楽しむ冒険心あるブランドであることを再認識させるに至ります。


1987年から1988年にかけて行われた初めての大きなスノーボードのワールドカップもスポンサードし、そういった面からもO’NEILLはこのスポーツの発展に多大な貢献をなしました。

一方、ビーチシーンではサーフィンが一大ブームを巻き起こしていきました。
メディアはカリフォルニアのスローなライフスタイルを大々的に取り上げ、その中で自由なマインドを根本に含むスポーツであるサーフィンも頻繁にピックアップされるようになりました。
ウェットスーツやサーフブーツの質も飛躍的に高まり、結果としてサーフィン人口は爆発的に増加していきました。
そうしてサーフィンは確実に当時の人々の心を捉えていき、O’NEILLはそのブームの一端を担ったのです。